高卒認定現代社会の出題傾向について

高卒認定試験の現代社会科目は、ほかの試験科目と比較して合格しやすいと言われています。
それは、出題範囲は確かに広いと言えるのですが、ある意味“常識”を問う問題が多数を占めるため、社会で起こる事柄についてある程度関心があれば、それほどガリガリと勉強をしなくても合格基準に達することできるというのが理由です。

また、この科目は、社会科としての知識の確認という意味のほかに、表やグラフ、統計資料などを読み取る力や、文章などを正しく理解できる力など、社会の中で生きて行くのに必要な能力を確認する意味合いもあるようです。
従って、慌てずに資料にしっかり目を通せば、確実に得点できる問題も多いのです。

ただし制限時間内に解答をしなければなりません。
現代社会も、他の科目同様試験時間は50分です。
ところが問題冊子は、60ページ以上に及ぶとてもボリュームのある科目です。
決して焦る必要はありませんが、それでも、時間内に多くの資料や文章を処理する能力は試験前までに身に付ける必要があります。
それにはやはり、時間をきちんと計った上で、過去問や予想問題を多くこなすことが有効です。

現代社会の問題は、大きく2つに分けられ、前半の共通問題、後半の選択問題となります。

共通問題は、解答するのが誰でも必須の問題であり、現代社会に関する様々な知識が問われます。
これは、各種の用語の理解や暗記も必要ですが、先に述べたように、最近日本や世界で起こっている社会問題なども多く出題されるので、暗記よりも現実の社会に広く目を向ける姿勢を日頃心がけることで、正解率は大きくアップします。

選択問題は、主に資料を用いて、その資料から読み取れる内容についての質問があります。
繰り返しになりますが、資料や書かれている文章をしっかり把握して、落ち着いて選択肢に目を向ければ、正解は無理なく導き出せるレベルです。
資料も、専門的で、見ているだけで頭が痛くなるようなマニアックなものでは決してありません。
普段から、新聞などを、図表なども含めて眺めるようにすることで、必ず得点源となることでしょう。