高卒認定世界史Aの出題傾向について

高卒認定試験の世界史は、「世界史A」と「世界史B」のどちらかを選択して受験します。

AとBでは何が違うのかと疑問に持つ人も多いのですが、歴史科目があまり得意ではないという人はAを選択するのが良いでしょう。
世界史Aと世界史Bでは、おおまかには、Aは広く浅く世界史を学ぶ一方、Bはいくつかの内容についてはAよりも深く学ぶという違いがあります。
また、Aの方が、古代や中世の範囲がBよりも狭くなっているため、できるだけ効率よく世界史の科目を攻略したいという場合は、迷わずAを選択すべきでしょう。
ただし、問題のレベルとしては大差が無く、Bを選択したから勉強が特に大変になるということはありません。

世界史A、世界史Bともに、各問がおよそ3点になります。
よって、33~35問の解答番号に正解をマークして行くことになります。
世界史Aでは、最後の2題が選択問題となっていて、選択した問題だけしか答えられません。
両方選択した場合はどちらも失点となってしまいますので、Aを選択する場合は要注意です。

試験問題では、説明文や写真、年表などを見て答えるものが多く出題されますが、設問を見ただけで解答できるものも少なくありません。
また、選択肢も、明らかに時代が違う人物や事件が混ざっていたりして、ある程度常識があれば、世界史らしい知識を必要とせずに正解を獲れる問題もあったりします。
明らかに不適当な選択肢は初めから消去し、時間を節約しましょう。

世界史への対策としては、例えば人名を覚える場合は、必ず、何をした人なのかというキーワードも一緒に覚えましょう。
歴史上の国や地域を覚える時は、現在ならどの辺りかという地理的な知識も合わせて把握します。

なお、歴史科目特有の年号の暗記を苦手とする人も多いですが、高卒認定試験に限っては、一生懸命に正確に年号を覚えなければ合格できないということはありません。
歴史的事件と年号を、覚えれば覚えた分だけラクに試験問題に当たれることは間違いありませんが、特に世界史Aの場合、世界各地の出来事をおおまかに横断的に把握することが有効です。
つまり、この時代、ほかの国・地域ではこんなことが行われていた、という内容を、高卒認定試験用のテキストや講座でインプットしておくべきです。